塗装後、ひび割れが発生・補修工事
横浜市瀬谷区のお客様 K様邸
2011年に工事をしたので、今年で7年目になります。
次の塗替え目安まであと、
外壁や屋根の全体的な状態から判断して、4年~5年後に再塗替えが必要になります。
ですが、ベランダ正面の幕板という部分にひび割れが多く出てきましたのでアフタサービス対応をさせて頂きました。
【K様邸 アフター補修工事写真】
ベランダ下の幕板(茶色)の部分です。
ここにひび割れが無数発生しました。
幕板が割れた原因を調査した結果
7年前の工事の時にはなかった、新しいひび割れです。
ひび割れが新たに発生した理由は、幕板の強度限界にありました。
ひび割れ理由①
色がこげ茶系なので、夏場には70℃~80℃になります。
冬場は雨が直接あたる部分なので、ほぼ0℃に近い状態。
温度変化により、幕板が数ミリの伸縮をする。
ひび割れ理由②
釘で固定されている所から割れている。
新築時に幕板を取付する際に、強く固定しすぎている。 (余裕がない)
ひび割れの理由③
幕板にはいろいろなタイプがあり、幕板自体の耐久年数に差がある。
次回の塗替え工事の際には、この点を踏まえた工事仕様を組みたいと思います。
4年・5年後にさらに割れが増えるようであれば、
残念ですが、交換時期と判断できます。
今回の補修 しっかりと治しておきます。
幕板のひび割れです。 カッターの刃のあたりに釘があります。
まずは、ひび割れ部を広げます。
(広げることで、雨を吸い込んで劣化している所を除去できます)
次に、弾性パテをひび割れに注入。
成形もします。
次に、幕板全体に下塗り。
幕板に塗料を吸い込ませたいので、ハケですり込むように塗ります。
下塗りが乾燥したら、次に上塗り。
セラミック塗料を 2度塗りします。 塗装に厚みを付けたいのでローラー塗装。
キレイに仕上がりました!
ちょっとした部分補修ですが、親方が2日間かけて仕上げています。
【塗装工事のひび割れ補修 まとめ】
どんなに良い塗料を使っても、素材の劣化や予期せぬ問題は発生します。
そのためのアフター補修です。
今回アフター補修を実施したのは、2つの理由があります。
① 劣化した幕板のひび割れを補修し、雨漏り防止
② 今回の補修でまた割れてくる場合は、次は交換になる。(経過観察)
家を長持ちさせることを念頭にメンテナンスをしますので、
どのように手を加えていくか、お客様と相談しながら進めていきたいと思います。
K様 作業中に出してくれた、
コンポタージュ ・ コーヒー ・ お菓子 ・ あとは賑やかな談話 (^^)
仕事中でしたが、とても楽しかったです。
これからも良いお付き合いをさせてください。
今後とも宜しくお願いします。
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